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アマゾンを探索すると、何があるのか…。
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アマゾン289日目…アマゾン川上流域、洞窟内…



「1時間か。


それぐらいの時間なら、あっという間だ…ぞ。


宜しく頼む、シル」


私は少し表情を明るくして、シルに言った。


シルはうなずき、進行方向をじっと見つめた。


私も進行方向を向いて座り、川の中を見る。


激しく向かってくる川の流れに逆らいながら、


潜水艇が上流へと進んでいる。


かなり受ける水の圧力が高いはずだが…、


潜水艇はきしまず、大きく揺れず、潜航している。


潜水艇の壁が丈夫だからと、先程思ったが、


それだけではない。


シルがうまく水流をコントロールしているため、


潜水艇にかかる圧力が軽減されているのだ。


先程は、向かってくる大きな木の枝を、川底まで弾いたが、


向かってくる川の勢いも、抑えている。


潜水艇…、


そう簡単には水の浸入を許さないように思える…ぞ。


この洞窟内の川の地形が、気になるが…、


川幅、水深に…余裕がある。


ともに10m以上はある。


潜水艇の潜航に、支障はない感じだ。


大丈夫。


洞窟内だからといって、おびえる必要はない。


たった1時間なのだ。


ゆったり洞窟内を…満喫するぞ。


私は洞窟の怖さにこわばっていた体の力を抜き、


ゆったりとした。


ふぅ…。


洞窟、怖い雰囲気だが、


落ち着いて、こうして見てみると、実に幻想的で美しい。


自然は、素晴らしくアーティストだ。


じっくり堪能だ。


私は芸術家な目になって、洞窟内をじっくりと眺めた。


その時だ。


突然、私の横にいたシルが、ぐるっと後ろを振り向いた。


私は驚き、シルを見る。


険しい表情で、シルが後ろを見つめていた。


尋常ではない雰囲気…だ。


一体、どうしたというのだ。


私はシルに聞こうとした。


その前にシルがこちらを向き、口を開く。


「コウ。


気を付けて。


レアコアの欠片、来た」








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プロフィール

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コウ
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男性
職業:
遭難して冒険家となった。
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自己紹介:
アマゾンに遭難してしまった…。
私はどうすれば良いのだ。
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