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アマゾンを探索すると、何があるのか…。
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「1時間か。 それぐらいの時間なら、あっという間だ…ぞ。 宜しく頼む、シル」 私は少し表情を明るくして、シルに言った。 シルはうなずき、進行方向をじっと見つめた。 私も進行方向を向いて座り、川の中を見る。 激しく向かってくる川の流れに逆らいながら、 潜水艇が上流へと進んでいる。 かなり受ける水の圧力が高いはずだが…、 潜水艇はきしまず、大きく揺れず、潜航している。 潜水艇の壁が丈夫だからと、先程思ったが、 それだけではない。 シルがうまく水流をコントロールしているため、 潜水艇にかかる圧力が軽減されているのだ。 先程は、向かってくる大きな木の枝を、川底まで弾いたが、 向かってくる川の勢いも、抑えている。 潜水艇…、 そう簡単には水の浸入を許さないように思える…ぞ。 この洞窟内の川の地形が、気になるが…、 川幅、水深に…余裕がある。 ともに10m以上はある。 潜水艇の潜航に、支障はない感じだ。 大丈夫。 洞窟内だからといって、おびえる必要はない。 たった1時間なのだ。 ゆったり洞窟内を…満喫するぞ。 私は洞窟の怖さにこわばっていた体の力を抜き、 ゆったりとした。 ふぅ…。 洞窟、怖い雰囲気だが、 落ち着いて、こうして見てみると、実に幻想的で美しい。 自然は、素晴らしくアーティストだ。 じっくり堪能だ。 私は芸術家な目になって、洞窟内をじっくりと眺めた。 その時だ。 突然、私の横にいたシルが、ぐるっと後ろを振り向いた。 私は驚き、シルを見る。 険しい表情で、シルが後ろを見つめていた。 尋常ではない雰囲気…だ。 一体、どうしたというのだ。 私はシルに聞こうとした。 その前にシルがこちらを向き、口を開く。 「コウ。 気を付けて。 レアコアの欠片、来た」 コメントを投稿する
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HN:
コウ
性別:
男性
職業:
遭難して冒険家となった。
趣味:
パラグライダー
自己紹介:
アマゾンに遭難してしまった…。
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