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アマゾンを探索すると、何があるのか…。
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っ! 凄い勢いで、体が後ろに飛ばされている。 足元に、イカダは、ない。 あるのは、水面。 川の中に落ちる― 私は、覚悟して、目をつぶった。 ドサッ。 …? 落ちていない…ぞ。 私は確かに、イカダの外に放り出されていた。 それなのに、なぜ? 私は、目を開けた。 見ると、背中に床があった。 立ち上がり、周囲を見回すと、イカダの床が薄く広がっていた。 5m四方だったのが、15m四方ほどになっている。 ドーム部分がなくなりフラットになっている。 川の中に落ちないよう、 動きやすいよう、 シルが広げてくれたのだ。 「感謝する、シル。 助かったぞ」 私は、アメンボのように水面を蹴って迫る、レアアメンをにらみながら言った。 「川の中、危険。 落ちないよう、支援する」 シルが体を薄く光らしながら、答える。 「ヤバいレアコアの欠片だぞ。 強力な遠距離攻撃を持っている」 きらめくものが、直線状に、凄い勢いで飛んできたのだ。 私は反応が遅れ、避けられず、粒子の盾で受け止めることとなった。 食らった時、それが何か分かった。 水である。 レアアメンは、何らかの方法で、川の水を飛ばすことが出来るのだ。 シルのサポートにより、川に落ちる心配がなくなったが…、 やはり、川の上で戦闘するのは避けたい。 水上を得意としている相手なのだ。 先程、盾で受け止めた、水の攻撃は凄まじい威力があった。 盾を貫かんばかりの圧力があった。 そして、水上を移動する、あの速度…。 周囲に水のない、陸で戦いたいところだ。 イカダは進みながら、徐々に岸に近付いている。 到達出来る…。 私がそう思った時だ。 レアアメンが、水を放った。 私は、避けようと動こうとした。 その動作が、途中で止まった。 目標が私ではなかったからだ。 イカダと岸の間を狙って、放たれている。 その水流は、止まらなかった。 連射して放たれ続けた。 これは…。 「…コウ。 危険、あり。 陸に到達…出来ない」 シルが、言った。 レアアメン…。 陸に上がらせないつもりか。 「グゥゥゥ!」 そんな私達をあざ笑うかのように、レアアメンが咆哮をあげた。 コメントを投稿する
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HN:
コウ
性別:
男性
職業:
遭難して冒険家となった。
趣味:
パラグライダー
自己紹介:
アマゾンに遭難してしまった…。
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