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アマゾンを探索すると、何があるのか…。
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私の掛けていたメガネが、レアコアケラの攻撃により、弾かれてしまった。 周りが良く見えない。 レアコアケラがぼんやりと見える。 今、攻撃されたらヤバい。 しかし、敵は待ってくれなかった。 ザァァァ! 「コウ!」 情報提供データベースのシルが叫んだ。 レアコアケラが土砂を放ったようだ。 放物線を描き、私に向かってくる。 当たる! ズゥゥゥン! 「!」 ザ…。 土砂が私に当たることなく、地面に落ちた。 「粒子、障壁…展開」 頭上に構えた私の右手に、粒子が集まり、半透明の盾として現れていた。 私は当たる直前に、盾が現れて欲しいと念じた。 だからだ。 思いつかなかったら…危なかった。 土砂攻撃を防御することが出来るようになった。 しかし、周りが良く見えない状況で、近づいて攻撃に行くのは、難しそうだ。 どうするか…。 そう思った時、私の目が突然見えるようになった。 「?」 「メガネ構築。 メガネの組成と機構を分析。 周辺の粒子を用い、再現した」 私は顔に手を伸ばした。 メガネがある。 「重力制御技術により、補強。 顔から外れないよう、動作」 「ありがたい!」 これでレアコアケラに応戦出来る。 メガネが丈夫になり、外れなければ、戦いやすそうだ。 シルに感謝だ。 私の心が高揚した。 ザァァァ! レアコアケラが再び、土砂攻撃をしてきた。 粒子の盾で弾く。 飛んでくる土砂の動きが、メガネのおかげでよく分かった。 良く見えるメガネだ。 古代技術の粋を結集したメガネだからだろう。 離れた敵の様子も、はっきりと分かった。 それにより私は、確信出来た。 今が攻撃を仕掛けるチャンスだということを。 私は右手に盾を装着したまま、レアコアケラに向けて走り出した。 レアコアケラは…土砂を放ってこなかった。 敵の前に、十分な土がないからだ。 そのことが、このメガネにより分かったのだ。 しかし、敵も遠距離攻撃だけではないようだ。 強靭な前脚を構えた。 そして、私の体めがけて、振り下ろしてきた。 盾よ! 防いでくれ! 私は顔の前に盾を構えた。 ヅゥゥン! 盾に強い衝撃がはしり、 私は後ろに弾かれた。 しかし、レアコアケラも体勢を崩している。 い、今だ! 私は倒れるのをこらえ、前に跳躍した。 「意志力上昇。 粒子、刀状に高速集束」 盾が消え、右手の内に半透明な刀が現れる。 切り裂け! 私は粒子の刀をレアコアケラに思い切り、振り下ろした! 斬撃。 「グゥゥゥ…!」 レアコアケラが咆哮をあげた。 のたうった後、 その金属の体がぶれ始める。 そして、淡く光を放つと、 溶けるように消えた。 戦いが終わった。 コメントを投稿する
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HN:
コウ
性別:
男性
職業:
遭難して冒険家となった。
趣味:
パラグライダー
自己紹介:
アマゾンに遭難してしまった…。
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