私は、レアアメンを注意深く見つめた。


今は、動きを止めている。


いつ動く、レアアメン？


私の頬を汗が流れて、落ちた。


その次の瞬間、


「グゥ！」


レアアメンが鳴いた。


そして、左の後ろ脚を上に構えると、


素早い動作で、こちらに跳躍し、


振り下ろしてきた。


速い攻撃！


避けられるのか！


私は、右後ろに跳んだ。


ビュン！


すぐ左を脚がかすめ、


バァン！


床を叩いた。


よ…し。


避けられた。


いや！


まだだ！


レアアメンが、右の後ろ脚を上に構えている。


左の後ろ脚を引き戻すと同時に、前に跳び、振り下ろしてきた！


私は、慌てて右に跳んだ。


ビュン！


私のすぐ左を脚がかすめ、


バァン！


床を叩いた。


よ…し。


避けられた。


いや！


まだだ！


レアアメンが右の中脚を横に構えている！