×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
アマゾンを探索すると、何があるのか…。
| |
| |
私は木の幹に出来た空洞に入った。 中に入ると、そこは木の中ではなく、人工的な建造物であると感じた。 壁も、床も、天井も、石のような素材で出来ている。 先程私が見た木はフェイクだったのだと実感した。 下へと続く階段を見ると、奥が暗い。 先に進めるだろうか? 「シル。 明りはないだろうか?」 私はシルに聞いた。 すると彼女は壁に近づき、手をあて、私に言った。 「あり。 今、点ける」 彼女はそう言うと、やわらかな光を放ち始めた。 それとともに、周りの壁、床、天井も光り始める。 周りが違和感のない明るさになった。 階段の奥も見える。 問題なく、先に進めそうだ。 「行く」 シルが階段を下り始めた。 私はその後に続いた。 下り終わると、視界が開けた。 広めの部屋だ。 学校の体育館と広さは、同じくらいだろう。 見渡すと、中央に祭壇があることが分かった。 シルの意思石があった祭壇と似ている。 シルはその祭壇に近づき言った。 「ここに力石、あり。 私は今から力石にアクセスをかける。 セキュリティが厳重。 時間がかかる。 力石はエネルギー供給の中枢。 現文明の発電所に近い存在。 人々の生活に欠かせないものだった。 そのため」 「そうか。 どれくらいかかるだろうか?」 「15分ほど」 15分。 問題ないように思える。 私はうなずいた。 すると、私のジャケットの内ポケットに入っていた意思石が浮かび上がり、 祭壇の上に移動した。 「力石にアクセスを開始する」 祭壇と意思石、そしてシルが、幻想的な光を放ち始める。 これでシルの力が強くなるのだな。 そう思いながら、私は祭壇の近くに座った。 今は昼少し前くらいだろう。 お腹が空き始めている。 シルが力石を手に入れたら、昼食にしたいぞ。 ズゥゥ…ン。 「?」 地面が揺れたような感じがした。 「…コウ。 レアコアの欠片が…来た」 「!」 レアコアの欠片。 来るのか。 シルが力石にアクセスしている時に! コメントを投稿する
<<アマゾン79日目…レアコアの欠片の襲撃…コクゾウ… | ブログトップ | アマゾン77日目…1つ目のアマゾンの遺跡に到着…>> | プロフィール
HN:
コウ
性別:
男性
職業:
遭難して冒険家となった。
趣味:
パラグライダー
自己紹介:
アマゾンに遭難してしまった…。
私はどうすれば良いのだ。 最新記事
(04/22)
(04/04)
(01/11)
(12/25)
(11/11) 最古記事
(03/08)
(03/08)
(03/09)
(03/10)
(03/12) カテゴリー
広告
リンク
検索順位アップなら相互リンク∞
オススメのネットバンクは? @相互リンク 三度の飯よりアルバイトが好き! 楽しく学べるおケイコでスキルもアップ 人生の節目節目の冠婚葬祭に備えよう ウソのような世界のおもしろ法律これホント?! 相互リンクサーフ 他の作成中ブログ
ブログ変更情報
広告
|