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アマゾンを探索すると、何があるのか…。
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シルが生み出した半透明の粒子の壁が、強く降る雨を弾いている。 ありがたい壁だ。 おかげで大分、歩を進めることが出来た。 なければ、ここまで進むことは出来なかっただろう。 シルの話では、昼頃には遺跡に到着出来るらしい。 空が雲に覆われているため、太陽の位置は分からない。 今がいつぐらいか分からないが…、もうそろそろな感じがしてくる。 私のお腹が、もう少しで昼食を食べたそうな感じだからだ。 そんなことを考えながら歩く。 しばらくして、私の斜め右前方に浮かび、進んでいたシルが止まり、 こちらに振り返った。 「着いた。 ここ」 「ここに遺跡が…?」 私は辺りを見回した。 「?」 そして、疑問を感じた。 遺跡らしきものがなかったからだ。 周りには草木が茂るのみである。 「シル。 遺跡がないように思える。 どこにあるのだ?」 私は聞いた。 すると、シルは目の前にある木に手を触れた。 「これ」 彼女が触っている木は、周りの木々と比べ、一回り大きな木だった。 しかし、それ以外は変哲もない普通の木に見える。 「木に似せた、疑似ホログラフィ。 古代人にしか分からないようにするための細工」 「なんと!」 見た目、本物にしか見えない。 触ってみると、感触もある。 「今、開ける」 彼女はそう言うと、その木に向かい、右手をかざした。 彼女と木が、やわらかな光を放つ。 ブゥゥ…ン。 「!」 私は驚いた。 木の幹に人が通れる大きさの空洞が生まれたからだ。 中をのぞくと、下へと続く階段があった。 「コウ。 来て」 私はシルの言葉にうなずき、後に続いた。 コメントを投稿する
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HN:
コウ
性別:
男性
職業:
遭難して冒険家となった。
趣味:
パラグライダー
自己紹介:
アマゾンに遭難してしまった…。
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