靴を脱いでドームの中ほどまで移動し、座った。


落ち着く。


そう感じるのは、ドームの床にクッション性があり、座り心地が良いからだろう。


温度や湿度を快適なレベルに調整する機能があることもあげられる。


しかし、それだけではない。


外から中が見えない作りになっている、こともあるのである。


危険生物に存在を察知され、にらまれる、ということがなさそうなのだ。


今日、アマゾンには、多くの怖い生物がいることを実感したので、


ありがたい作りだ。


逆に、中から外を見ることは可能である。


昨日と今日、利用していて分かったのだが、


意思により、内側からのみドームを透かして見ることが可能なのである。


外の状況が気になった時に、ドアを開けなくても確認出来るので安心である。


もし休憩ドームにその機能がなければ、


私は昨日の夜を乗り越えることが出来なかったかもしれない。


うかつに外に出てしまい、危険生物の餌食になっていたかもしれないのである。


休憩ドームがあって、本当に良かったぞ。