少女型情報提供データベースから、情報を得たことにより、私はアマゾンの外に脱出することに成功した。


彼女と出会わなければ、私は、アマゾンで果てていただろう。


感謝が止まらないぞ。


私は、また彼女に会いたいと思い、遺跡に足を踏み入れた。


祭壇から幻想的な光があふれ、少女のホログラフィ…情報提供データベースが現れた。


彼女は、私の姿を確認すると、ゆっくり、その口を開いた。


「あなたに提供したい情報がある」


「？」


「猫の迷子札…」


「猫の迷子札？」


「そう。あなたに映像を提供する」


そう言い、彼女は手を前にかざし、ホログラフィを出現させた。

猫の迷子札 IDカプセル・鈴(ねこ用) ブルー shake シェイク

「これ」


「これは、猫につける鈴？」


「そう。しかも、開くようになっている」


「…開く？」


「猫が迷子になった時のために、
名前と住所などを書いた迷子札を入れられるようになっている」


「それは良い…」


確かにそうだ。飼い猫が迷子になってしまった時、


それがあることにより、身元が判明できる。


警察や探偵に探してもらう時、見つけてもらいやすくなる。


猫を飼っている人には、ぜひともオススメしたい商品だと思った。