キーを手に入れるため、アマゾンの遺跡に向かう途中。


「コウ。


気になる物を見つけた」


情報提供データベースのシルが話しかけてきた。


何が気になったのだろうか？


「USBクリーナー」


「USBクリーナー？」


「そう。


今、投影する」


彼女はそう言うと、手を前にかざした。


幻想的な光があふれ、アマゾンを舞った。


そして集束し、ホログラフィが現れた。








「これ。


USBポートから電力を得て動く、掃除機」


「良い…」


パソコン周りは、ほこりがたまりやすい。


キーボードにほこりが付いているのを見て、嫌だと感じる時も多々ある。


そんな時、この掃除機があれば便利である。


コンパクトなので近くに置くことができ、


使いたいと思った時にすぐに使えそうだ。


「パワーアップボタン、


ブラシ付きノズル、


LEDライト、有り」


パワーを高めることが出来るとともに、ブラシ付きノズルが付いているのか。


ほこりがしっかり取れそうだ。


LEDライトが付いていれば、暗い所でも掃除しやすそうである。


「パソコン周り、スッキリ」


その通りだと感じた。