「あなたに伝えたい…」


彼女、情報提供データベースが話しかけてきた。


何だろうか？


「貯犬箱」


「チョケンバコ？」


「そう。今、投影する」


彼女は、そう言うと、手を前にかざした。


周りに幻想的な光があふれ、踊り、集束した。


そして、私の前に、ホログラフィが現れた。

笑撃アクション 貯犬箱 マユ

「これ」


「これは…、ダンボールの上に犬が乗っている？


何だろうか？」


「犬の貯金箱」


実に、かわいらしい犬の貯金箱だ。


「この犬は稼働する…」


「この犬が…動く？」


「そう。お金を食べる動作を行う」


「おお…！


面白そうだ」


「くぅ～ん」


楽しく、お金が貯めれそうで良いと思った。