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アマゾンを探索すると、何があるのか…。
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休憩ドーム内で休んでいる時。 ぐぅ~。 私のお腹が鳴った。 「シル。 頼みがある。 お腹が空いてしまった。 食糧配給システムのクーを呼んでもらえないだろうか?」 私は目をつぶりながら浮かんでいる情報提供データベースのシルにお願いした。 彼女は目を開け、うなずいた。 「了解。 クーとリンクを開始する」 そう言うと、彼女の体がほんのりと光った。 私のジャケットの内ポケットにある意思石も光っているようだ。 シルが意思石に宿っているクーに呼びかけているのだ。 「…完了」 幻想的な光がドーム内にあふれた。 そして、その光が彼女の少し前に集束し、ホログラフィが現れた。 「くぅん」 犬型食糧配給システムのクー。 シベリアンハスキーに似た、かっこよくて可愛い犬だ。 彼は古代文明において、古代人に食糧を配給する役割を担っていた。 「わん!」 「クーが何を食べたいか尋ねている」 どうしようか…。 そうだ! 「野菜カレーをお願いしたいのだが」 カレーライスに野菜を豊富に使った栄養たっぷりな料理だ。 日本に住んでいた時によく食べた。 あの懐かしの味を堪能してみたいと感じたのだ。 「くぅん…」 「クーが野菜カレーをどのように作ろうか迷っている」 クーは今からはるか昔の古代文明が生み出したシステムだ。 迷って当然だろう。 「くぅん」 「食べたい野菜カレーを念じて欲しいと言っている。 クーには意志力エネルギー変換システムが搭載されている」 これはありがたい。 食べたい野菜カレーを提供出来るというのか。 私はうなずき、念じた。 「…わん!」 「クーがコウの食べたい野菜カレーを認識した」 「くぅ~ん、くぅ~~ん」 「野菜カレーを生成中」 「わん!」 「完了した」 私の前に野菜カレーが現れた。 ホウレン草やブロッコリー、ニンジンなどが入っている。 私が欲しいと思った通りのカレーだ。 「くぅん」 「クーが食べて欲しいと言っている」 私はうなずき、一緒に出ていたスプーンを使い、一口食べた。 これは! 思い出の味…。 なんとありがたいことか…。 「クー、ありがとう! おいしいぞ!」 「わん!」 私はクーをなでたい気持ちに襲われるのだった。 コメントを投稿する
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HN:
コウ
性別:
男性
職業:
遭難して冒険家となった。
趣味:
パラグライダー
自己紹介:
アマゾンに遭難してしまった…。
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