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アマゾンを探索すると、何があるのか…。
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アマゾン297日目…レアゲン、衝突…



「ぐ、はぁ!」


レアゲンの潜水艇への衝突で、私の体が後ろに吹っ飛ばされた。


バァン!


3m後ろの壁に背中からぶつかり、腰から床に落ちる。


ぐっ…!


レアゲン、凄い勢いで…ぶつかってきた。


とんでもない衝撃だったぞ。


私はしびれる体を起こして、片ひざをついて座り、前をにらむ。


レアゲンのぶつかった壁が、大きくこちら側にへこんでいた。


それを見て私は体を震わせ、右手の、


周囲の粒子を集めて出来た、半透明の盾を見る。


衝突の寸前に、とっさに体の前に粒子の盾を出し、ガードしたのだ。


もし盾を出すことを思いつかなかったら、壁際にいた私は、


レアゲンの頭突きを、壁越しにきつく食らっていた…ぞ。


「コウ…、大丈夫?」


潜水艇の中央に浮いているシルが、私を心配そうに見下ろし、聞く。


「ああ、大丈夫だ。


粒子の盾のお陰で、大分、ダメージを軽減出来たぞ。


…そうだ。


レアゲンは、どこに行ったのだろうか。


ぶつかった後、姿を消してしまった…」


私は言い、周囲を見回した。


「後方、25m、川底。


急速に、こちらに接近中」



シルがレアゲンの現在位置を伝えてくれた。


それを聞き、私は慌てて潜水艇の後部に移動する。


片ひざをついて座り、川底をにらんだ。


…いた。


凄い勢いで向かってきている!


ヤバいと感じる。


潜水艇の壁が大分、へこんでしまっているのだ。


これ以上、攻撃を食らっても、大丈夫なのだろうか。


そう心配すると、


ブ…。


壁のへこみが少しずつ、小さくなり始めた。


これは…、


そうか、シルが潜水艇を直してくれているのだ。


良かった。


心配する必要はなさそうだ。


「潜水艇の修復、急ぐ。


しかし、損傷、大。


時間、かかる。


続けて攻撃を食らったら、


潜水艇、大破の恐れ、あり」



安心したのも束の間、シルが酷な現実を私に伝えた。







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プロフィール

HN:
コウ
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男性
職業:
遭難して冒険家となった。
趣味:
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自己紹介:
アマゾンに遭難してしまった…。
私はどうすれば良いのだ。
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