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アマゾンを探索すると、何があるのか…。
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「ぐ、はぁ!」 レアゲンの潜水艇への衝突で、私の体が後ろに吹っ飛ばされた。 バァン! 3m後ろの壁に背中からぶつかり、腰から床に落ちる。 ぐっ…! レアゲン、凄い勢いで…ぶつかってきた。 とんでもない衝撃だったぞ。 私はしびれる体を起こして、片ひざをついて座り、前をにらむ。 レアゲンのぶつかった壁が、大きくこちら側にへこんでいた。 それを見て私は体を震わせ、右手の、 周囲の粒子を集めて出来た、半透明の盾を見る。 衝突の寸前に、とっさに体の前に粒子の盾を出し、ガードしたのだ。 もし盾を出すことを思いつかなかったら、壁際にいた私は、 レアゲンの頭突きを、壁越しにきつく食らっていた…ぞ。 「コウ…、大丈夫?」 潜水艇の中央に浮いているシルが、私を心配そうに見下ろし、聞く。 「ああ、大丈夫だ。 粒子の盾のお陰で、大分、ダメージを軽減出来たぞ。 …そうだ。 レアゲンは、どこに行ったのだろうか。 ぶつかった後、姿を消してしまった…」 私は言い、周囲を見回した。 「後方、25m、川底。 急速に、こちらに接近中」 シルがレアゲンの現在位置を伝えてくれた。 それを聞き、私は慌てて潜水艇の後部に移動する。 片ひざをついて座り、川底をにらんだ。 …いた。 凄い勢いで向かってきている! ヤバいと感じる。 潜水艇の壁が大分、へこんでしまっているのだ。 これ以上、攻撃を食らっても、大丈夫なのだろうか。 そう心配すると、 ブ…。 壁のへこみが少しずつ、小さくなり始めた。 これは…、 そうか、シルが潜水艇を直してくれているのだ。 良かった。 心配する必要はなさそうだ。 「潜水艇の修復、急ぐ。 しかし、損傷、大。 時間、かかる。 続けて攻撃を食らったら、 潜水艇、大破の恐れ、あり」 安心したのも束の間、シルが酷な現実を私に伝えた。 コメントを投稿する
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HN:
コウ
性別:
男性
職業:
遭難して冒険家となった。
趣味:
パラグライダー
自己紹介:
アマゾンに遭難してしまった…。
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