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アマゾンを探索すると、何があるのか…。
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アマゾン274日目…アマゾンの奥地…



ザザァァァー。


アンデス山脈に向け、アマゾン川を粒子のイカダが上っていく。


ドームの中から、外を眺めていると、


ドッ!


突然、頭上で音がし、


ザパァン!


イカダが、水面に10cm程、沈み込んだ。


ぐっ!


その揺れで、座っていた私は、前へと倒れる。


一体…、


何が起こったのだ。


上に何かが…、のったようだが…。


私は体を起こし、


頭上を見上げた。


Schleich シュライヒ ジャガー




そ、そんな。


ジャガーだ!


大型のネコ科動物。


ドームの上に、立っている…。


どうやって、ここにきたのだろうか。


ここは川の上なのに…。


私は、周囲を見回した。


川岸に、木が生い茂っている。


枝の上から、イカダに飛び乗ったか。


ヤバい感じがしてくるぞ。


ジャガーは、かむ力が強いのだ。


襲われたら…。


私の背中を冷や汗が流れた。


その時だ。


ズ…ズズッ。


イカダの前側でも、音がした。


何だ、この音は?


何かが、こすれる音に聞こえる…。


私は首を戻し、


音がした方を見た。


ラスト・アナコンダ [DVD]




そ、そんな。


イカダの上にいるのは、ジャガーだけではない!


巨大な…蛇…。


アナコンダもいるぞ!


木の上、あるいは水の中から、来たか。


ヤバいと感じる。


アナコンダは、絞めつける力が強いのだ。


もし、ドームの壁がなくなったら…。


ブルル。


私は、2匹の危険生物を交互に見て、体を震わせた。


なぜ、イカダの上にジャガーとアナコンダが同時に…。


そうか…、ここはアマゾン川上流。


アマゾンの奥地だ。


彼らが多く生息している。


川幅が狭く、彼らとの距離がない。


だから、同時にやってきたのだ。


ズ…ズズッ、ザパァン!


アナコンダが、川へと入った。


ダッ、ザパァン!


それを追うように、ジャガーが跳んで、川の中へ消える。


良かった、離れてくれた。


ジャガーが、アナコンダを狙っていたのだろうか。


中にいたから良かったものの、


外に出ていたら、あの2匹に襲われていたかもしれない。


ここは、危険なアマゾンの奥地。


うかつに外に出ないよう、気を付けたいぞ。







プロフィール

HN:
コウ
性別:
男性
職業:
遭難して冒険家となった。
趣味:
パラグライダー
自己紹介:
アマゾンに遭難してしまった…。
私はどうすれば良いのだ。
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