アマゾンの遺跡に向かう途中、


「コウ。


聞いて欲しいことがある」


情報提供データベースのシルが話しかけてきた。


何だろうか？


「ロシアンブルーのマウスパッド」


「ロシアンブルーのマウスパッド？」


「そう。


今、投影する」


彼女はそう言うと、手を前にかざした。


幻想的な光があふれ、アマゾンを舞った。


そして集束し、ホログラフィが現れた。

SANWA SUPPLY マウスパッド(ロシアン・ブルー) MPD-209P

「これ。


ロシア原産のロシアンブルーという猫のマウスパッド」


「おお…！


とてつもなく、かわいいぞ！


これは役立ちそうなマウスパッドだ」


パソコン処理業務は、時として過酷さを伴う。


精神的疲労がたまり、先に進めなくなることもあるだろう。


そんな時、手元にこの猫がいれば、それを癒し、背中を押してくれそうだ。


ありがたいマウスパッドだと感じた。